2010年4月18日日曜日
ボストン・フリーダムトレイルの旅4 グラナリー墓地
パークストリート教会のすぐ隣にあるこの小さな墓地は、たくさんの観光客で賑わっていた。ここには、アメリカでも歴史的に有名な人たちが多く眠っているので、私の夫も、知っている有名人を探そうと、懸命になる。こういう風に、アメリカの歴史になると、さすがにアメリカ人の夫は私より良く知っており、こういった根本的な違いを見る時、私は夫がアメリカ人だなと思うのである。
墓地内に入ると、「フランクリン」と書かれた大きな碑がまず目に入る。「フランクリン」と言えば、ベンジャミン・フランクリンかと大きく期待するが、墓碑にある説明書には、ベンジャミン・フランクリンの名が無い。少々がっかりし、それならなぜこんなに大きな碑があるのか不思議であったが、この「フランクリン家の墓」には、ベンジャミン・フランクリンの両親が眠っているらしい。ベンジャミン・フランクリンは、フィラデルフィア出身と勘違いされる場合が多いのだが、実はボストンで生まれているのである。
この墓地には、独立宣言にサインをした「ジョン・ハンコック」、「サミュエル・アダムス」、「ロバート・トゥリート・ペイン」の他に、「真夜中の騎行」で、イギリス軍の到着をアメリカ軍に知らせた「ポール・リビア」と、ボストン虐殺事件の犠牲者が眠っている。
ポール・リビアの墓 サミュエル・アダムスの墓
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