2010年4月20日火曜日

ボストン・フリーダムトレイルの旅16 バンカーヒル記念塔



とうとうフリーダムトレイルも、これで終了!途中、見逃したスポットがあるものの、4キロの徒歩旅行を完了し、大変満足であった。このバンカーヒルでは、イギリス軍とアメリカ独立軍との激しい戦いがあり、多くの方が亡くなったことから、この記念塔が建てられた。"Don't fire until you see the whites of their eyes" 「相手の白目が見えるまで、発砲するな」とは、この時の指揮官プレスコットの有名な言葉である。銃弾を有効に使うため、むやみやたらと発砲するのではなく、至近距離に来てから撃て、という意味らしい。

このバンカーヒル記念塔は、丘の上の緑が美しい公園にある。塔の中に入ることはできるのだが、私達が到着した頃には、閉館されていた。中に入った人の話によると、エレベーターがなく、階段を昇らなければならないが、頂上から見えるボストンの眺めは、大変美しいらしい。現在のバンカーヒルは、昔の戦いが嘘のように平和で、仕事を終えた人々が、のんびり犬の散歩をしていた。

やっとフリーダムトレイルの旅も終了し、バスに乗ってボストンのダウンタウンに戻る事にした。公園近くにいた女性にバス停の場所を教えてもらい、痛む足を引きずるように歩きながら、その方向に向かう。バンカーヒルがあるチャールズタウンは、レンガ造りのアパートが多い、閑静な美しい町だった。歩いている人たちが、皆頭が良さそうに見えるのは、私の先入観のせいだろうか。しかし、明らかに中西部の人たちとはタイプが違う。バス停を見つけ、その前で夫と一緒に写真を取った。




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