2010年8月29日日曜日

ネイティブアメリカンのお祭り、パウワウ



カーニーの二日目は、楽しみにしていたPow Wowが開催される「Great Platte River Road Archway」に行きました!Pow Wow(パウワウ)とは、ネイティブアメリカンのダンスのお祭りで、夏になると、アメリカ各地で行なわれるようです。今回6月に、カンザスシティーからそれ程離れていない所を旅行しようということになり、リサーチをしている際に、ネブラスカ州カーニーでパウワウが開催されることを知り、カーニーに行ったという次第です。朝、ホテルのセルフサービスコーナーで、ワッフルを作り、オレンジジュースと一緒に食べ、いざ出発!最初、ホテル近くのお土産屋さんに行きました。ネブラスカ州のTシャツや、ネイティブアメリカンの小物などが売っていて、夫はそこで、小さな矢が付いたネックレスを購入しました。お店の人に会場までの行き方を聞くと、近くのアリーナに駐車し、そこからシャトルバスに乗らなければならないとのこと。幸いそのアリーナは店のすぐ近くで、簡単に見つけることができました。 シャトルバスに乗ると、既に10名ほどの観光客が乗っていました。一気に旅行気分が倍増し、ワクワクしてきます。アリーナから会場までは結構な距離。何でも、去年初めてパウワウを開催した時は、駐車場がいっぱいになり、周りに迷惑をかけたので、今年はアリーナからシャトルバスを手配したようです。「Great Platte River Road Archway」に着くと、建物の前に、既にお土産やさんや、ネーティブアメリカンの食事を販売するテントが出ていたので、早速、「インディアンタコス」に挑戦しました。



といっても上の代物、普通の「タコサラダ」とどこが違うんだい!という感じなんですが、下の土台が揚げてあるのが、どうやら「ネイティブアメリカン」なんだそうです。これを、サンサンと太陽の光が降り注ぐ、外の駐車場で食べました。結構おいしかったです。この後、いよいよ、ダンスが行なわれる会場に移動。会場横に川があって、その橋を渡る時に、ビーズが紐についている簡単なブレスレットを貰いました。「できれば寄付を」ということだったので、夫と二人で2ドル寄付しました。 パウワウの前の余興なのか、たぶん博物館のスタッフによる南北戦争時代の大砲の実演がありました。



実際に大砲を放つ前、地元の警察に通報しなければならないのか、それまでマイクを持っていた南北戦争時代の兵士が、今度は携帯電話を持ち出し、電話をかけている姿は、なんだか面白いと思いました。

ここカーニーでのパウワウは、元々ネブラスカ州出身の「Pawnee族」と「Arikara族」が、再会するという設定でした。Pawnee族はオクラホマに、そしてArikara族はノースダコタに移動したんだそうです。丸く観客席が囲む芝生の敷地に、最初歌い手が集合しました。 "We are Americans"という言葉に、とても感動しました。そして、最初にアメリカ国旗を掲げた軍服姿の人と、ネイティブアメリカンたちが入場行進。この日は金曜日で、現代のネイティブアメリカンたちも、その他のアメリカ人と同じで、仕事でこれない人が多く、全員は揃っていないとのこと。ダンサーが少なく残念でした。翌日の土曜日には全員勢ぞろいするそうです。




ではでは、「ダービン家 地球を行く」初のビデオ大公開!ネイティブアメリカンの歌とダンスです!



私、てっきり、「カンフー」みたいな華麗なダンスを期待していたのですが、意外と地味な踊り。女性陣は、ただ歩いているだけと言っても良いほどなんですが、ネイティブアメリカンの文化が学べて、大変有意義でした。

この他にも、セレバティーを追うパパラチのように写真を撮ったので、どうぞ、ご覧ください。最初の写真は、あまりにも可愛すぎる、小さなポーカハンタス!



おしゃぶりをくわえながらも、しっかりネイティブアメリカンの衣装。さらっていきたいほど、かわいかったです。



休憩中のダンサー達。パパラチと読んでください。パパラチと言えば、この写真、大変気に入ってます。



女の人が、彼の写真を撮っているのを発見し、私も素早く仲間入り。写真の彼も慣れたもんで、なんとなくポーズさえ取ってくれました。ど~も。

さて、ダンスを見た後は、「Pawnee族」と「Arikara族」が共同して作った「泥の家」を見に行きました。これは、ネイティブアメリカンの伝統的な家らしいのですが、これを作れる人が少なくなっているそうで、今回ネブラスカの地に、ニ部族が共同で復活させたというのは、素晴らしいことじゃありませんか!



家の中は、こんな感じになってます。



意外に広いのですが、まだ完成していないそうです。一人、説明する人がいました。

この後、ネイティブアメリカンの伝統的な工芸品を見て回りました。



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