
私の勘違いが始まったのは、このあたりからである。私が持ち歩いたインターネットのコピーには、キングス・チャペル墓地の後のフリーダムトレイルのスポットは、「First Public School(最初の公立学校)」となっている。「ベンジャミン・フランクリンも通ったアメリカで最初の公立学校の跡地を示すため、歩道にモザイクが残してある」と書かれている。私もこのモザイクを、アメリカ人が撮影したフリーダムトレイルのビデオの中で見ている。ビデオを撮影した本人も、これをフリーダムトレイルの一つとして紹介していたと思う。なので当然、私はこのモザイクを捜していた。しかし、スクール・ストリートに入るとすぐに「Old City Hall」というサインが見え、なんだか、フリーダムトレイルらしい名前で、これもフリーダムトレイルの一部なのかと、私は俄然興奮しだした。その奥には、ビデオでも見たベンジャミン・フランクリンの銅像が立っている。モザイクのことが気になりながらも、吸い込まれるようにこの「ボストン旧市役所」に入った私は、夢中でカメラのシャッターを切った。フランス式のとても美しい建物である。私のテンションが上がったのも無理はない。しかし、フリーダムトレイルの6番目のスポットは、どうやら「ベンジャミン・フランクリンの銅像」らしい。いや私としてはやはりモザイクの方がオリジナリティーがあり、こっちを本式とすべきだと思うのだが、私はとうとうこのモザイクを発見せずに終わってしまった。なんと言う屈辱か!フリーダムトレイル完全制覇を目指していた私には、大変無念でならない。


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