2010年3月21日日曜日
スネークパレード
カンザスシティーでは、「セントパトリックデー」の前週の土曜日、「スネークパレード」という催しが、毎年行われます。日本でも最近は大都市で、セントパトリックデーのパレードが行われるようになったそうですが、元々はニューヨークのアイルランド系移民が、3月17日のセントパトリックの命日にパレードをしたのが、始まりだそうです。セントパトリックデーは、「3月17日」と固定されていて、週末になるとは限らないためか、ノース・カンザスシティーでは、セントパトリックデーの前の土曜日にパレードをするというわけです。今年は雨が降ったこともあり、私は行かなかったのですが、去年はしっかり行きました。本当は去年、「カンザスシティーの週末」でご紹介したかったのですが、なんだか忙しく、時間がないまま書かずにいると、時期を外してしまい、そのままになっていました。なので、今回ここでご紹介したいと思います。
セントパトリックデーには、皆、緑色の服を着ます。このパレードでは、突拍子もなくでかい緑色の帽子や、ビーズのネックレスが、道端で売られていました。緑というのは、アイルランドの色らしく、確かにアイルランドの田舎の写真を見ると、緑の芝生が地面いっぱいに広がっています。この日は、アイルランド系のバーでビールを飲むのが、典型的なセントパトリックデーの祝い方だと思います。セントパトリックデーの夜、Facebookをチェックしてみると、バーに行った女の子が、「ビールさえ緑色だった!」と報告していました。
ところで「スネークパレード」ですが、色々な人がパレードに参加し、アイルランド系である必要はありません。地元の企業が宣伝で利用するようで、遊園地の「World of Fun」や消防隊員や、「動物愛護教会」など、登場する人たちは様々です。
これは、「ルネサンス・フェスティバル」から、登場です。カンザスシティーでは毎年秋に、「ルネサンス・フェスティバル」が開催され、野外でルネサンス時代の様子が楽しめます。3年ほど前、夫の親戚一同と一緒に行ったことがありますが、大変暑く、埃まみれになり、歩き回った足が痛かったのを覚えています。ここに登場している人達のように、ルネサンス時代の衣装を着た人達がいっぱいいて、衣装を買うこともできます。
これは、地元の小学生のようですね。おそろいの赤いワンピがかわいいと思います。バトントワラーズのように、この子達はくるくる踊っていました。
お次は、もう少し大人の高校生のブラスバンド部のようです。兵隊のような衣装がかっこよくないですか?
最後にご紹介なのが、いかにもアメリカ野郎なバイク軍団です。緑のかつらが印象的です。
また観客の群衆にも色々楽しい人達がいたので、こっそり彼らも写真に撮りました。
パレードが終了すると、皆さんカーニバルに行きます。ここには移動式の簡易遊園地が大きな駐車場にあり、子供達が楽しそうにはしゃいでいました。その側には、バーベキューとか、オニオンリングとか、色々な食べ物屋台が並んでいます。列があまりにも長かったので、私は断念したのですが、楽しい一日でした。
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