2010年2月21日日曜日

ニューオリンズ二日目、スワンプツアー



 前日、ホテルのフロントで予約をした「スワンプツアー」に、この日は参加。初めは8時半くらいのツアーを予定していたのですが、天候だか、向こうの都合が悪かったのか、キャンセルされたため、11時くらいのに参加することにしました。「11時なら、午前中は他のツアーに参加しようか」と、最初は言ってたのですが、超疲れていたので、そんな気力もなく、時間が来るまで、ホテルの部屋で居眠り。もうそろそろ時間だから、下で迎えのバスを待とうとしているのが、下の写真です。






このホテル「Super 8」という、アメリカ全国どこにでもあるモーテルなんですが、ここニューオリンズのは、とってもニューオリンズっぽく、お値段も一晩55ドル(二人でです!)で、朝食付きだし、私達は大満足でした。左のオレンジ色のラウンジで、コンチネンタル・ブレックファーストが食べられます。日本人にはあまり好評ではないコンチネンタル・ブレックファーストですが、アメリカでは、ごくごく普通の朝食です。シリアルとか、べーグルとかですね。あと、オレンジジュースと、コーヒーなんかが付きます。

さてさて、しばらく待っていると、スワンプツアー会社の送迎バスが、ホテルの前にやってきました。他のホテルから乗り込んでいる客達と一緒に、スワンプに向けて出発。このバスの運転手は、観光ガイドも兼ねているのか、周りの景色を色々説明してくれました。「スワンプ」とは湿地帯のことで、途中、湖や川など、とにかく周りに水が多かったです。ハリケーン・カトリーナの被害を受けた家がそのまま残っている場所もありましたが、私が持った印象としては、意外と復興していました。超新しい家もたくさんあり、きっとカトリーナの後に建てたんだろうなと思います。




40分ほどのドライブの後、観光客が最初に入るのがここで、中にお土産売り場と事務所があります。ここでしばらく待っている間、ボストン出身の男性が話しかけてきました。日本人の私が珍しかったのか、「綺麗な人だね~」と言ってくれたので、少々、フフンという気分で、ボートに乗船。夫が最後の最後までタバコを吸っていたので、ボートに乗ったのは私達が最後でした。けれど、ボートは乗った場所から見ると後ろ向きに走ったので、私はボートの先頭に位置し、誰にも邪魔されずに写真が取れ、ラッキーでした。日本人が書いたブログの中で、「マイナスイオンが心を潤す」みたいなことが書いてあり、そんな心癒される森林浴もどきを想像していたのですが、私達が訪れたのは12月。それも曇り空で、ルイジアナ州にいるのが信じられないくらい寒く、とてもじゃないけど、そんな優雅な旅ではありません。それに、お目当ての「アリゲーター」がいない!どうやら、ワニも冬眠するらしいです。少なくとも、私達が行った時は、一匹も顔を見せてくれませんでした。スワンプツアー、冬に行くのはお勧めしません。







そうそう、ルイジアナ州は湿地帯にあり、水害が昔からひどいのか、特に湖や川や湿地帯の近くでは、こんな風な超高床式の家が多かったです。私が住んでいる中西部では竜巻があるので、大抵の家は地下室があるのですが、ここルイジアナで怖いのはハリケーン。同じアメリカでもずいぶん違うものだと思いました。





1時間ほどのツアーを終え、事務所に帰ってから、ツアーガイドが小さなアリゲーターを見せてくれました。今回のように、スワンプで一度もアリゲーターが見れなかった場合に備えて、飼っているのかもしれませんね。私、なんだかアリゲーターを持つのが怖く、頑なに拒んでいたら、ツアーガイドに頭の上に乗せられました!


この後、しばらくお土産屋でうろうろし、また同じバスに乗ってニューオリンズに向かいました。途中、NASAの工場があり、立ち寄りたいかとバス運転手が私達に聞いてきたので、全会一致でNASA工場見学に行きました。と言っても外から見るだけなんですが、敷地内にあるどでかいロケットを写真に収め、満足、満足。こうしてニューオリンズに戻り、スワンプツアーは終了しました。

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