2012年8月19日日曜日

裏庭フェンスの大工事!始まり編


 家の修復は、永遠に終わらないものらしく、あちらこちらにプロジェクトが現れる。今回は、裏庭のフェンス。以前から「いつかやり直さなきゃ」と言っていたものだが、嵐の後、隣の土地が低くなっている方が崩壊し、これ以上待てない緊急事態となった。こういう時、日本では専門家にまず電話するのが、大抵の人が取る手段かと思うが、ここはDIY大国アメリカ、自分でやるのである。



 塀が無ければ、犬のボジョを庭に放す事が出来ない。これは大変に大変な事である。その為なら炎天下での肉体労働もなんのその、夫を助けて見せましょうと、以前姉に貰ったピンクのカウガールハットを被り、張り切って出陣。今回、このカウガールハットが威力を発揮し、炎天下(華氏100度以上!!)でも、それ程暑いと思わなかった。カウボーイハットは、前後にツバがある。これで顔はもちろん、首の後ろも陰ができ、ずいぶん楽なのだ。カウボーイ達がカウボーイハットを被る理由が理解できた。ずいぶん機能的である。しかしこの様相の上にサングラスをかけていたら、ボジョに吼えられた。




 一番上の写真が「撤去前」で、この写真が「撤去後」だ。最初は夫が釘抜きでぐいぐい釘を抜いて、解体していたのだが、それはあまりにも過酷な肉代労働だったので、「電動のこぎりで繋ぎの板を切っちゃえば?」と私が助言したら、最初は「ヘン」ってなものだったが、その方が効率良いことに気付いた夫は、パワーツールに頼る事にした。夫がガンガン繋ぎの板を切る。3枚ほど繋がった古い板を、私が外のトラックまで運ぶ。重い物を運ぶと、汗が滴り落ちた。板を拾うのにうつむくと、鼻を伝って汗がポタポタ落ちる。こんなに汗をかいたのは、久しぶりだ。チームワークが効し、古い板は全てトラックに詰め込まれた。




数日後、仕事から自宅に帰ると、家の前にコンクリートを混ぜる機械が、夫のトラックの後ろに繋がっており、それはグルングルン回っていた。ハハン、頑張っているなと思い、片手にカメラを抱え、片手にボジョを連れて裏庭に出陣!パシャパシャ写真を撮っていると、「ここは工事現場なんだ。出てけ~!」と、夫に追い出された。なんだか大人ぶって、頑張ってるふりをしているなと思っていたら、コンクリートミキサーの返却時間が迫っていて、焦っていたらしい。壁が崩壊した方には、溝が掘られ、コンクリートの土台を作っていた。




 さて、上の写真にあるマシーンは、アメリカでは「ボブキャット」と呼ばれている。Bobcat Companyという会社の商品なのだが、基本的にこういった機械は全て「ボブキャット」と呼ばれているのだと思う。(専門家でないので、詳しいことはわからないのだが。)運転しているのは、夫の友人で、今回のプロジェクトの為に雇った。彼はこういった、個人宅での修復等を職業にしている。以前「アメリカ人夫の一言」で水道管修理の一件をご紹介したが、その時登場したのが、この人物である。(その時の様子はこちら:http://amerikajinottonohitokoto.blogspot.com/2010/08/i-will-be-back.html




 その一方で、反対側は、こんな風に涼しげ。こちらも一部が剥がれて、修復が必要だったのだが、夫が全てやり直した。こういう事になると、急に律儀になる性格で、私は全然気にしていなかったのだが、板が収縮して隙間ができており、隣の庭が見える状態が、我慢できなかったらしい。確かに全ての板を打ち直した後は、壁がびっしりし、隣が見えなくなった。



 この日の最終段階は、こんな所。この上にセメント製のブロックを積み、補強壁を作る。その上に木製フェンスを建てる予定。乞うご期待!

2012年8月9日木曜日

崩れゆくビル


 通勤途中に見えるこのビル。随分長い間かかって解体作業が行なわれた。毎日見るのでなんだか愛着が湧き、「今日はどこまで出来ただろうか」と、観察するのが楽しみだった。赤信号で停車する度、首を伸ばして眺めたものだ。そんなある日、夫が運転している時にカメラを持っている事に気付き、「これを見逃せば、私が写真を撮る前に解体作業が終わってしまう!」と、張り切って写真を撮りだした。



 これは高速から撮ったもの。ビルの上だけが見える。


 高速から降りた時の激写。形がとってもドラマチック。長い間、写真を撮るのを待っていたが、最もドラマチックな形の時に写真が撮れて良かった。


 この車の上に付いた巨大なボールをブラブラ当てて、解体する。相当な時間がかかった。



 
夫が運転する車が、また動き出す。さらば!

2012年8月4日土曜日

夜のダイナー Town Topic



 裏庭から崩壊した木製フェンスを撤去するという肉体労働を一日こなした真夏日のある夕方、私の脳裏にはマクドナルドのストロベリースムージーのイメージが焼き付いていた。金槌と釘抜きでバンバン解体作業に励み、途中から「わざわざ一枚一枚外さなくても、繋ぎの板を切れば、解体も楽チン、運ぶのも楽チン」という私の言葉で、道具が電動のこぎりに変わったものの、炎天下の中、トラックまで重い木の板を運ぶのは重労働で、全てをトラックに詰めた時は、疲労困憊していた私達だ。マクドナルドのスムージーくらいのご褒美があっても良いというものだ。しかし夫はダイナー「Town Topic」に行こうという。
「あそこなら、ミルクシェーキがあるよ。」
いや、私はマクドナルドのストロベリースムージーが飲みたい(コマーシャルを見たため)と主張したが、夫の「前々からあそこに行きたいって、言ってたじゃないか」の一言で、「Town Topic行き」に合意する事にした。そうなのだ。あの小さな小さなダイナーは、なぜかカンザスシティで有名で、つい先日も、Anthony Bourdainの旅行テレビ番組「No Reservations」で紹介されていたばかりだ。
http://www.travelchannel.com/tv-shows/anthony-bourdain/photos/no-reservations-kansas-city-pictures
しかし、私のカメラが無い。仕方が無いので夫の携帯カメラで、写真を取ることにした。

 駐車場に入ると、いい匂いが漂っている。期待感が高まる瞬間である。この「Town Topic」、レストランレビューを見ると、断然評価が高い。皆、口を揃えて「最高のハンバーガー」と言う。テレビでも、「こんなうまいバーガーは他に無い」と言っていた。そんな魔法のような奇跡のハンバーガーが食べられるはず!十脚くらいしか椅子が無い店内に席を取ると、カウンターの向こう側の女性が、「ご注文は?」と聞く。彼女の頭上の壁に張り出されたメニューに目を通し、「シングル・ハンバーガー」と「オニオンリング」と「ストロベリーミルクシェーキ」を頼んだ。年は七十歳に近いだろう、店の黒いユニフォームTシャツを着たそのウェイトレスは、持ち帰り用の白いカップに、ピンクのストロベリーアイスクリームをゆっくり入れた。そしてしばらく奥で作業をすると、私達の前に「ストロベリーミルクシェーキ」を置く。「ミルクシェーキ」とは要するに、溶けたアイスクリームと牛乳を混ぜた物ではないか。なんだかそんな味がした。




 しばらくすると、揚げたてのオニオンリングとハンバーガーが登場した。こちらは、白い帽子とエプロンを着けたコックが運んで来た。オニオンリングは、ザクザクにクランチな歯ごたえ。多分、衣にコーンミールを使っているのだろう。これはおいしかった。「シングル・ハンバーガー」とは、中のバーガーが一枚という事だ。「ダブル」なら二枚で、「トリプル」なら三枚になる。一口食べてみると、味が無かったのでパンを開け、目の前にあったケチャップとマスタードとホットソースをかけてみた。多分これが、この店での正しい食べ方なのだろう。ギュッとフライ返しで押し付け薄く伸ばされたバーガー自体は、あまり味が無い。薄くすれば、焼き目が付いて香ばしくなるという事だと思う。じっくり炒めた玉ねぎがバーガーの中に閉じ込められ、その上にピクルスがある。パンはとってもダイナー的、庶民的なバンズで、バターを塗った上にグリルされている。決して高級では無いし、「魔法のような奇跡のハンバーガー」では無かったが、 冷凍の肉を使っていないというのはわかる。バーで酒を飲んだ若者が立ち寄る夜の街のオアシスが、ポッカリ電気を点けて待っている、そこのハンバーガーといったところだ。

 店内には昔の写真が飾ってあった。私は古い写真が大好きである。蝶ネクタイのウェイターと、レースの縁取りがある白い帽子を着けたウェイトレス。今と違って皆スリムで、ウェイトレスはきちんと化粧しているのが、白黒写真からもわかる。六十年代はどうしてこう「物語がある」のだろう。現在には無い「品」がある。

 私達のために給仕してくれたウェイトレスは、ここで四十五年も働いていると言う。そこで、「あの写真に写っているのは、あなた?」と聞いてみると、これら写真の中の人達は全員亡くなっており、彼女よりも一昔前の世代の人達だそうだ。そんな昔から存在するダイナーなのである。最も古い写真の中にある店の看板には、「ハンバーガー10セント」と書かれている。10セントでハンバーガーが食べられた時代。それは、カンザスシティのダウンタウンが街の形を見せ始めた頃だろう。その一枚の写真だけで、カンザスシティ初の高層ビルを建設した労働者達が、見えてくる。その頃流行したジャズが、聞こえてくる気がする。古い写真には、多くの事を語れる力がある。

 ウェイトレスの背後にあるガラスケースには、数種類のパイが入っていた。これもダイナー的だ。今回はパイを食べなかったが、次回はぜひトライしたい。

 お勘定をしてもらおうと思い、コックに聞くと、「彼女は自分に、金銭関係を一切触らせない」と言い、奥にいるウェイトレスを指差す。この小さな建物の中での力関係がわかる発言だ。大変宜しいと思った。ウェイトレスにもコックにも丁寧にお礼を述べ、にっこり笑って席を立つと、コックがウインクをして見送ってくれた。

カンザスシティ・バーベキューレストラン Gates




 テキサスから甥がやって来た時、もう一軒別のレストランに行っている。最初カンザス州カンザスシティにある有名なBBQレストラン「Oklahoma Joe's BBQ」(http://www.oklahomajoesbbq.com/)に連れて行こうと思ったが、いざ元ガソリンスタンドだったというレストランに着くと、この状態!


 外に三十人ほど待ち人が溢れている!この時点で既に7時半で、閉店するのが8時半だから、これでは食事にありつく前に閉店してしまうだろうと思い、諦めた。そこで私達が向かったのが、これまたカンザスシティの有名BBQレストラン「Gates」(http://www.gatesbbq.com/)だ。この日は甥だけではなく、彼の二人の妹と母も連れていたので、総勢6名様。(と言っても、カメラマンの私はこの写真に写っていないのだが。)



 Gatesはカンザスシティの有名なバーベキューレストランで、テレビで何度も放送されている。トラベルチャンネルのFood Warでは、Arthur Bryant's BBQ(http://www.arthurbryantsbbq.com/index.htm)と対戦した。



 入口から店内に入ると、まず注文カウンターがある。そこで夫が私達を代表して、「リブ」と「オニオンリング」と確か「ビーフ」を大量に注文した。少々スパイシーなソースが美味しい。カンザスシティ出身の夫が最も愛するバーベキューソースで、我が家の冷蔵庫にはGatesのボトルが常備してある。夫は私達日本人が何にでもしょう油をかけるように、このバーベキューソースを利用する。リブは美味しかった。ここには写っていないが、ビーフの薄切りを食パンに挟んで、サンドイッチにして食べた。




 夫の姉は一年ほど前に離婚し、オクラホマから故郷カンザスシティに帰ってきた。最初は彼女の母の所に居候していたのだが、このほどトレイラーと言って、とっても簡易な住居を手に入れ、やっと自立。トレイラーと聞いて、最初はとても狭い場所を想像していたのだが、意外や意外、これが結構大きくて、新しく奇麗なのである!こういう生活の選択も悪くないと、目が見開かされる思いだった。なんせ、キッチンは私達の家のより遥かに大きく、彼女のベッドルームの奥には、「ジャグジーバス」がある!玄関前には、とっても立派なポーチがあり、バーベキューパーティーには最適。とまあ、この日は彼女が正式にそのトレイラーを購入した日だったようで、バーベキューを摘みながら、その話を聞いた。





 姉の二人の娘達。私と夫は予期していなかったことなのだが、次女がこのほどテキサスのお父さんの家に行く事になり、この日が彼女の送別会にもなった。




 爪楊枝をくわえるお茶目な長女。「これをFacebookのプロフィール写真にせよ」と、叔母の私。

 最後にレストランの前で、沢山記念写真を撮った。この次全員集まるのは、いつだろうか?




2012年7月18日水曜日

ベトナムレストラン Pho Hoa



 先日、テキサスから甥がカンザスシティに来ており、夫と甥と一緒に、カンザスシティにあるベトナムレストランPho Hoaに行った。Pho Hoaは、全国チェーンのベトナムレストランで、店内もなかなか奇麗。アメリカ人の夫がこのベトナムレストランを気に入っている理由は、この点かもしれない。


 メニューは、基本的にバーミセリ麺、フォー、ご飯の三種類があり、この各麺類、又はご飯にそれぞれ違った野菜や肉が付き、バリエーションをつけている。バーミセリとは、米で出来たヌードルで、基本的に汁は無く、冷たい状態で食べるのだと、私は理解している。私がこれまでベトナム料理店で食べたバーミセリには、牛の焼肉が載っており、それに砕いたピーナッツと甘辛いソースがかけられ、もやしやハーブが載っていたと記憶する。フォーは日本でもおなじみの、温かい汁に入ったヌードルで、大抵シラントロが入っている。私は、初めてPho Hoaに行った時、フォーを食べた。しかし今回は、ご飯系にチャレンジする事にした。写真を見ると、焼肉のご飯に目玉焼きが載っている。超美味しそうである。そこで私は、牛肉ご飯セットを頼んだ。夫は豚肉のご飯セット。驚いた事に、18歳の甥は、「シーフードのフォー」を注文した。



 このベトナムレストランに行く前、アメリカ人の甥に気を使った私は、「メキシコ料理は好き?」と聞いた。すると「う~ん、あんまり好きじゃない」という返事。メキシカンなら誰でも好きかと思ったのだが、甥はそうではないらしい。それで仕方なく家で料理するかと思ったのだが、夫が後で、「最近見つけたベトナムレストランに行きたいか」と聞いたら、なんと行きたいと言ったのだ。これは私にとって驚きだった。メキシカンよりベトナム料理に興味を示す18歳のアメリカ人男子。その上にレストランでは、「シーフード・フォー」を注文したのだ!甥の祖母(つまり夫の母)は、シーフード等とんでもない、魚も絶対食べない人だ。アメリカ中西部では、海や川からあがってきた食べ物(魚やイカやタコや貝やのり等)を、まるでゲテモノのように見る人は多い。なのにオクラホマで育った18歳の男の子が、ベトナムレストランでシーフード・フォーを注文するなんて!私にとって、奇跡に近い程、驚いた。後に気付いたのだが、彼は、「ご飯」も好きらしい。我が家の冷蔵庫に私が作った「海老チャーハン」があるのを知った甥は、冷蔵庫から取り出していた。どうやらアジア系の食事が好きらしい。これで料理をするのが楽になり、私にとって大いに嬉しい事である。


 最初のアピタイザーとして、「スイートポテトと海老のフライ」を皆で分けた。これには、レタスが付いてくる。なのでレタスに巻いて、小さなカップに入った魚ソースをつけて食べるのが正解なのだと思う。他のレストランでも同じメニューがあったので、ベトナムでは人気の食事なのだろう。甥も夫も「美味しい」と言ってパクパク食べたので、あっという間に無くなった。


 メインの食事が運ばれる。私はてっきり私の「牛肉ご飯セット」にも目玉焼きが付いてくると思っていたのだが、無い!夫の「豚肉ご飯セット」にはあるのに!そこで、夫がウェイターに「目玉焼きを追加する事ができるか」を聞いたら、問題無いと言われた。なので、後で小さな皿に載った目玉焼きが、私の下に届けられた。

 夫の豚焼肉も少々食べさせてもらったが、これが、ウマイ!甘辛い味付けなのだ。私の牛肉より遥かに美味しい。次回は絶対に豚肉セットにしよう。

 甥は、フォーを箸で食べていた。いかにも使いづらそうであったが、新しいことに挑戦したいらしい。「イカ」を食べている甥を見るのは、非常に嬉しかった。あー、本当に料理するのが楽そうだ。

 今回のレストラン行きは、大成功である。またすぐに、食べに行きたい!

2012年6月5日火曜日

メジャーリーグ・ロイヤルスのベースボール観戦


今日、ランチに「Pho Hoa」というベトナム料理レストランに行った。夫と一緒に「フォー」を食べていると、レストランのマネージャーのような人が、「今日の午後のロイヤルスのチケットは、いかがですか?」と私達に尋ねる。あまりにも唐突な質問で、初めは訳がわからなかったのだが、要するに、どっかから地元メジャーリーグ、ロイヤルスのベースボールゲームチケットをもらい、私達にただでくれるという。戸惑いながらもチケットを受け取った私達は、そのレストランを早々に引き上げ、一旦家に戻って犬のボジョの世話をし、また車に乗って、ロイヤルスの本拠地、「カフマン・スタジアム」に向かった。


アメリカの野球場に行く楽しみの一つは、いかにもボールパーク(野球場)での食事といったホットドッグ等を食べることである。夫は席に着く前に、早速、「フランネルケーキ揚げ」と「プレッツェル」を購入した。フランネルケーキのフライは、中がモチモチしていて、美味しかった。


試合は1時10分開始。私達がカフマン・スタジアムに着いた時は、既に試合が始まっていた。貰ったチケットの席は、「セクション413、WW、席7&8」だった。「WW」に「きっと、超後ろの方に違いない」と思っていたが、到着した席は、なんと最後部席から4列目!カメラと水のボトルを持った私は、球場内の狭く急な階段を登るのに、少々目眩がする思いだった。こんな高い所に登ったのは、最近の生活の中には無い。このスタジアムから外に出るには、またあの階段を自分の足で降りなければならないのか。(周りにはエレベータ等、無い。)足を踏み外さなければ良いがと、早くも心配になった。


今回の対戦相手は、オークランド・アスレチックだった。二回戦裏、後攻のロイヤルスのバッターは、背番号35のエリック・ホスマー。彼が打ったボールは高く大きく伸びて、気付いたら、フェンスを越えていた!ってことは、ホームランだ!!私がロイヤルスのゲームでホームランを生で見たのは、今日が初めて。感動だった。この時の模様は、ロイヤルスのホームページにビデオが載っていたので、見たい方は、下のウェッブサイトをどうぞ。

http://kansascity.royals.mlb.com/video/play.jsp?content_id=21991683&c_id=mlb


ホームランが出た後に、若いスタッフがなにやらカードを配っていた。なんとそれは、「Taco Bueno」という全国チェーンのメキシカンファーストフードレストランからのタコス無料券だった。今日は、無料券続きの日だ。


5回戦裏、またまたロイヤルスの番になると、ヒットが続出し、なんと3塁にいた選手が、ホームベースに戻る。ってことは、得点?!やった~と、地元のロイヤルスファンは、大喜びである。今回は守備もかなり好プレーで、かっこいい演技を見せてくれる選手が多くいた。フォールになったボールをキャッチし、アスレチックの選手がホームベースに駆け込むのを見て、キャッチャーにボールを投げる。受け取ったキャッチャーは、アスレチックの選手にぶつかられ、転がりながらも、ボールを放さなかった。ロイヤルスのゲームで、でんぐり返り(それも後ろ回り)をする選手を見たのは、初めてだった。



6回戦の時、トイレ休憩で、夫と一緒に席を立った。夫は売店に行き、またまたハンバーガーを購入している。売店横のテレビには、この試合のテレビ中継が映っていた。このカフマン・スタジアムには、ホットドッグ、ハンバーガー、バーベキュー等、沢山の食事スタンドがある。今日、つくづく思ったのだが、やはりこういうところには、沢山の「商売」が存在する。まず、駐車場で10ドル、水のボトルで6ドル、食事、ビールで沢山のお金が落とされ、至る所に「ロイヤルスグッズ」の店がある。観客の多くがロイヤルスのTシャツを着ているところを見ると、彼らはこういった場所で買っているのである。それに、至る所に見られる広告!観客からのチケット以上に、きっとこういうところで収入を得ているのだろう。私達も無料のチケットで入場しながら、結構な金額を、このスタジアムに落としていった。 

ロイヤルスは2点取得。相手チームのオークランド・アスレチックは、なんと無得点!ということは、ロイヤルスの勝利である!!ロイヤルスの勝ち試合を見たのは、初めてだった。今年は、なんだか調子が良さそうである。頑張れ、ロイヤルス!!



私達がロイヤルスの野球観戦に行ったのは、今回で3回目。前回の様子を知りたい方は、下のウェッブサイトをどうぞ。

https://sites.google.com/site/weekendinkansascity/mlb
https://sites.google.com/site/disoko7/amerikaseikatsurokubaseball

靴屋 DSW



アウトバック・ステーキハウスでバースデーを祝ってもらった後は、同じモールのゾナロサ内にある靴屋「DSW」に、夫と行った。私達二人とも、新しい靴が欲しいと思っていたので、すぐ近くにあって好都合なので寄ったという感じ。 




 店内は、上の写真のように、とても広く、雑然としていて、正に「Warehouse(倉庫)」といった感じ。私が初めてDSWに行ったのは、かれこれ5年ほど前だろうか。我社では毎年、クリスマス時期になるとお食事会があって、我が部署全員と数人のボス達(でも全員女性)が一同にレストランに行く。そのレストランは、大抵、ゾナロサにあるイタリアンレストランである事が殆どなのだが、(数回違うレストランだったことあり)、その時、一緒に車で行った同僚達が「DSWに行きたい」というので、私も付いて行くことにした。(というか、その他の選択は無かったのだが。)初めて行った時は、その広さに驚いた。棚の上にサンプルの靴があり、その下に在庫の靴が、箱に入っている。自分で自分のサイズを引っ張り出すというシステムだ。

 今回行った時、いくつか気に入った靴があったが、私のサイズが無かった。その他で、私の心の琴線に触れ、「欲しい!」と思う品は無かったので、早々に諦め、男性コーナーにいる夫の下に行く。彼は、「女性用は20列くらいあるのに、男性用は、2列しかない」と嘆いていた。フムフム、確かにそうだ。以前にも何度か書いたが、背の高い夫の靴のサイズは馬鹿デカイ。きっと日本で靴を買うのは不可能で、アメリカでも彼のサイズの靴を見つけるのは難しい。それでも何足か試していたが、結局彼も、購入は諦めた。その代わりに、ベルトを1本買っていた。いつも余計な所で無駄遣いをする傾向がある。