2012年1月6日金曜日

ミズーリ州インディペンデンスの旅3:街角で見た風景



 そもそも今回、インディペンデンスに行く事になったのは、上の写真にある建物、「Binghame-Waggoner Estate」を、テレビで見たからだ。その時はクリスマス前で、美しいクリスマスのデコレーションで飾られたこの邸宅を見て、「古い家大好き」な妻を持つ夫が、「この家、見に行きたい?」と私に尋ねた。こうしてインディペンデンス旅行(と言っても日帰りできる隣町だが)が実現したのである。しかし、インディペンデンスのリサーチをしている間に、最初に行った「ベイルマンション」の情報を見つけ、「こっちの方が凄そう」と、ベイルマンションに最初に行き、その次に立ち寄った「シカゴ・アンド・アルトン鉄道駅」で2時間以上を費やしてしまったので、この「Binghame-Waggnor Estate」を見学する時間が無くなってしまった。この邸宅は、「シカゴ&アルトン鉄道駅」のすぐ前にある。次の機会には、必ず立ち寄りたい場所だ。

 ホームページを少々読んでみると、この家が「Binghame-Waggoner Estate」と呼ばれる理由は、19世紀に活躍した画家“George Caleb Binghame”と、「Waggoner Gate Mill」という小麦粉製粉会社の創設者「Waggoner家」が住んでいたからだろう。もちろん彼等は、違う時代にこの家に住んでいたのだが、有名な住人達の名を取って、この家が呼ばれているようだ。




 観光スポットを説明する看板があったので、訳もわからずに写真を撮った一枚。写真を超拡大してみると、「Overfelt-Johnston House」とある。John Overfeltという人が、1850年に建て、現在はHarriett Campbell Johnstonという人が住んでいるということだ。上のBinghame-Waggoner Estateの「ワグナー一家」について調べている途中で気付いた事だが、Waggoner家は、John Overfeltから小麦粉製粉所を購入したそうだ。なので、この家の最初の住人は、この町の歴史に関係あるのだろう。




 そして最後にご紹介なのが、上の写真、「1859年、刑務所、保安官の家」だ。映画にもなった「ジェシー・ジェームス」も、この刑務所に居た時代があるらしい。本当はここに行きたかったのだが、時間が無くなり、次の機会に先送りとなった。

 ミズーリ州インディペンデンス、なかなか見ごたえのある市である。

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