2012年6月5日火曜日

メジャーリーグ・ロイヤルスのベースボール観戦


今日、ランチに「Pho Hoa」というベトナム料理レストランに行った。夫と一緒に「フォー」を食べていると、レストランのマネージャーのような人が、「今日の午後のロイヤルスのチケットは、いかがですか?」と私達に尋ねる。あまりにも唐突な質問で、初めは訳がわからなかったのだが、要するに、どっかから地元メジャーリーグ、ロイヤルスのベースボールゲームチケットをもらい、私達にただでくれるという。戸惑いながらもチケットを受け取った私達は、そのレストランを早々に引き上げ、一旦家に戻って犬のボジョの世話をし、また車に乗って、ロイヤルスの本拠地、「カフマン・スタジアム」に向かった。


アメリカの野球場に行く楽しみの一つは、いかにもボールパーク(野球場)での食事といったホットドッグ等を食べることである。夫は席に着く前に、早速、「フランネルケーキ揚げ」と「プレッツェル」を購入した。フランネルケーキのフライは、中がモチモチしていて、美味しかった。


試合は1時10分開始。私達がカフマン・スタジアムに着いた時は、既に試合が始まっていた。貰ったチケットの席は、「セクション413、WW、席7&8」だった。「WW」に「きっと、超後ろの方に違いない」と思っていたが、到着した席は、なんと最後部席から4列目!カメラと水のボトルを持った私は、球場内の狭く急な階段を登るのに、少々目眩がする思いだった。こんな高い所に登ったのは、最近の生活の中には無い。このスタジアムから外に出るには、またあの階段を自分の足で降りなければならないのか。(周りにはエレベータ等、無い。)足を踏み外さなければ良いがと、早くも心配になった。


今回の対戦相手は、オークランド・アスレチックだった。二回戦裏、後攻のロイヤルスのバッターは、背番号35のエリック・ホスマー。彼が打ったボールは高く大きく伸びて、気付いたら、フェンスを越えていた!ってことは、ホームランだ!!私がロイヤルスのゲームでホームランを生で見たのは、今日が初めて。感動だった。この時の模様は、ロイヤルスのホームページにビデオが載っていたので、見たい方は、下のウェッブサイトをどうぞ。

http://kansascity.royals.mlb.com/video/play.jsp?content_id=21991683&c_id=mlb


ホームランが出た後に、若いスタッフがなにやらカードを配っていた。なんとそれは、「Taco Bueno」という全国チェーンのメキシカンファーストフードレストランからのタコス無料券だった。今日は、無料券続きの日だ。


5回戦裏、またまたロイヤルスの番になると、ヒットが続出し、なんと3塁にいた選手が、ホームベースに戻る。ってことは、得点?!やった~と、地元のロイヤルスファンは、大喜びである。今回は守備もかなり好プレーで、かっこいい演技を見せてくれる選手が多くいた。フォールになったボールをキャッチし、アスレチックの選手がホームベースに駆け込むのを見て、キャッチャーにボールを投げる。受け取ったキャッチャーは、アスレチックの選手にぶつかられ、転がりながらも、ボールを放さなかった。ロイヤルスのゲームで、でんぐり返り(それも後ろ回り)をする選手を見たのは、初めてだった。



6回戦の時、トイレ休憩で、夫と一緒に席を立った。夫は売店に行き、またまたハンバーガーを購入している。売店横のテレビには、この試合のテレビ中継が映っていた。このカフマン・スタジアムには、ホットドッグ、ハンバーガー、バーベキュー等、沢山の食事スタンドがある。今日、つくづく思ったのだが、やはりこういうところには、沢山の「商売」が存在する。まず、駐車場で10ドル、水のボトルで6ドル、食事、ビールで沢山のお金が落とされ、至る所に「ロイヤルスグッズ」の店がある。観客の多くがロイヤルスのTシャツを着ているところを見ると、彼らはこういった場所で買っているのである。それに、至る所に見られる広告!観客からのチケット以上に、きっとこういうところで収入を得ているのだろう。私達も無料のチケットで入場しながら、結構な金額を、このスタジアムに落としていった。 

ロイヤルスは2点取得。相手チームのオークランド・アスレチックは、なんと無得点!ということは、ロイヤルスの勝利である!!ロイヤルスの勝ち試合を見たのは、初めてだった。今年は、なんだか調子が良さそうである。頑張れ、ロイヤルス!!



私達がロイヤルスの野球観戦に行ったのは、今回で3回目。前回の様子を知りたい方は、下のウェッブサイトをどうぞ。

https://sites.google.com/site/weekendinkansascity/mlb
https://sites.google.com/site/disoko7/amerikaseikatsurokubaseball

靴屋 DSW



アウトバック・ステーキハウスでバースデーを祝ってもらった後は、同じモールのゾナロサ内にある靴屋「DSW」に、夫と行った。私達二人とも、新しい靴が欲しいと思っていたので、すぐ近くにあって好都合なので寄ったという感じ。 




 店内は、上の写真のように、とても広く、雑然としていて、正に「Warehouse(倉庫)」といった感じ。私が初めてDSWに行ったのは、かれこれ5年ほど前だろうか。我社では毎年、クリスマス時期になるとお食事会があって、我が部署全員と数人のボス達(でも全員女性)が一同にレストランに行く。そのレストランは、大抵、ゾナロサにあるイタリアンレストランである事が殆どなのだが、(数回違うレストランだったことあり)、その時、一緒に車で行った同僚達が「DSWに行きたい」というので、私も付いて行くことにした。(というか、その他の選択は無かったのだが。)初めて行った時は、その広さに驚いた。棚の上にサンプルの靴があり、その下に在庫の靴が、箱に入っている。自分で自分のサイズを引っ張り出すというシステムだ。

 今回行った時、いくつか気に入った靴があったが、私のサイズが無かった。その他で、私の心の琴線に触れ、「欲しい!」と思う品は無かったので、早々に諦め、男性コーナーにいる夫の下に行く。彼は、「女性用は20列くらいあるのに、男性用は、2列しかない」と嘆いていた。フムフム、確かにそうだ。以前にも何度か書いたが、背の高い夫の靴のサイズは馬鹿デカイ。きっと日本で靴を買うのは不可能で、アメリカでも彼のサイズの靴を見つけるのは難しい。それでも何足か試していたが、結局彼も、購入は諦めた。その代わりに、ベルトを1本買っていた。いつも余計な所で無駄遣いをする傾向がある。